一日一曲(2) アムラン:短調による12の練習曲第6番「ドメニコ・スカルラッティを讃えて」
昨日UPしたカプースチンさんの曲のCDをいくつか出している(しかも名演奏ばかり!!)、
カナダ出身のピアニスト、マルク=アンドレ・アムランさんが作曲した曲です。
アムランさんは「スーパー・ヴィルトゥオーゾ」とも呼ばれている方で、どんな難曲でも
軽々と弾きこなす超絶技巧のピアニストです。
そういう方の作った曲ですので、この曲はとっても難しい。弾きこなすには相当の
鍛錬が必要です。
ドメニコ・スカルラッティさんは、1685年生まれのイタリアの作曲家。
ピアノの前身の楽器、「チェンバロ」で、当時の最先端、かつ、超絶技巧を駆使した数多くの名曲を
遺していらっしゃいます。
そのドメニコさんの作風・特徴が、このアムランさんの曲には実に見事に取り入れられています。
ドメニコさんが現在いらっしゃったら、こんな曲を作っていたかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/1611667
作曲者の演奏ではありませんが、この演奏もなかなかです!
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