一日一曲(28) J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988よりアリア(グールド、1954)

本日は「ハ」の作曲家です。「ハ」の作曲家はたくさんいらっしゃってどなたにしようか迷いましたが、トップバッターにはやはり超有名なこの方に登場して頂くことにいたしました。

 これまたどの曲を挙げるかも迷うところですが(なんせ、数百曲くらい挙げたい・・・)、一番好きな曲たち(1番が数十曲くらいあります・・・)の中から、「ゴールドベルク変奏曲」を紹介いたします。

 グールドの演奏では1955年録音のものと、1981年録音のものが有名です。
 速いテンポで颯爽と弾き切っている1955年録音盤と遅いテンポでじっくりと堪能させる1981年録音盤。どちらも「伝説の名盤・名演奏」と評価されています。

 グールドの演奏するゴールドベルク変奏曲は、映画「羊たちの沈黙」で登場人物の一人、レクター博士が聴いていた曲として有名です。
 羊たちの沈黙では1981年録音盤が使われていました。
 今回これを書くにあたっていろいろ調べていたところ、レクター博士の生い立ちから青年期までを描いた「ハンニバル・ライジング」という映画があるそうで、そこでは、グールドの演奏するゴールドベルク変奏曲の1955年録音盤が使われているそうです!

 せめて、挙げる演奏だけは珍しいものを。
 この1954年録音盤は、1955年録音盤と1981年録音盤の中間のような感じです。いろいろと試行錯誤された結果が、両極端?な2つの録音盤に結実したのかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/track/163858

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