一日一曲(61) セヴラック、デオダ・ド:組曲「ラングドックにて」第3曲「馬に乗って平原を 」
今年(2021年)没後100年(3/24生まれ)を迎えたフランスの作曲家、デオダ・ド・セヴラックさんの作品から。
同時代の同じフランスの作曲家、ドビュッシーさんから「良い香り(土の香り)のする素敵な音楽」と評されています。土の香りというと、個人的にはドヴォルザークさんを連想するのですが、
組曲「ラングドックにて」は、セヴラックさんのピアノ曲の中でも重要かつ有名な曲です。第4曲「春の墓地のひと隅 」や今回取り上げた第3曲が人気が高いようです。
「馬に乗って平原を 」は、「出発」「泉での休息」「帰路」の3部で構成されています。馬に乗って平原を駆ける情景が生き生きと描かれています。
今は「左手のピアニスト」として活躍されていらっしゃる館野泉さんの若いころ(右手を故障する前)の演奏でどうぞ。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/track/1676836