一日一曲(65) スウェーリンク:わが青春の日は既に過ぎたり
今年(2021年)没後400年を迎えたオランダの作曲家・オルガニストのヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクさんの作品から。
スウェーリンクさんはオルガンとチェンバロは即興演奏の大家であったそうで、「アムステルダムのオルフェウス」と称えられていたそうです。
「わが青春の日は既に過ぎたり」は当時の流行歌からメロディを拝借し、6つの変奏を行っています。死期を迎えた人が、人生を振り返っているような、そんな情景が浮かんできます。個人的にチェンバロ曲の中でも好きな曲のかなり上位に入る曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5257154