一日一曲(73) ラフマニノフ、セルゲイ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調(コンクール特集 A-6)
本日は、第4回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門のもう一人の優勝者、イギリスのピアニスト、ジョン・リルさんの演奏をどうぞ。
リルさんは、1962年、18歳の時にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を弾いて脚光を浴びたそうです。というわけで、その時の演奏ではありませんが、この曲を挙げておきます。
この曲は、演奏者によって演奏時間にかなり差が出る曲です。リルさんはゆったり目のテンポでしっとりと歌い上げるような演奏です。挙げた演奏は全体で41分30秒。例えば作曲者(ラフマニノフ)の自作自演の演奏は33分47秒とリルさんよりも約8分も早い演奏となっています。
皆様は、どちらが好みでしょうか。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/322161
参考:自作自演版
https://ml.naxos.jp/work/10961