一日一曲(81) チャイコフスキー:ドゥムカ 「ロシアの農村風景」(コンクール特集 A-14)
本日は、第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の優勝者、日本のピアニストの上原彩子さんの演奏をどうぞ。
上原さんは、日本や海外の音楽大学を卒業していらっしゃいません。それなのにチャイコフスキー国際コンクールで優勝!すごいですね。
ご紹介する曲は、チャイコフスキーのドゥムカ 「ロシアの農村風景」。
「ドゥムカ」は18世紀ポーランドの叙事詩を基にした民謡が基になった形式を指します。「哀歌」と訳されることもあります。重苦しく、悲しみに満ちた出だしの部分と、華やかで技巧的な中間部の対比が効果的です。この曲は、作曲者の追悼演奏会で初演されたとのことです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/4827035