一日一曲(96)リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ(コンクール特集 B-11)

 本日は、エリザベート王妃国際音楽コンクール1995年ピアノ部門優勝者、ドイツ出身のピアニスト、マルクス・グローさんの演奏をどうぞ。

 本日ご紹介する曲は、リスト作曲「バッハの名による幻想曲とフーガ」。もともとはオルガン曲として作曲されましたが、リスト自身の手でピアノ版に編曲されました。よりピアノの技巧が目立つような修正も施されているとのことです。
 曲の最初に出てくる主題、「シ♭―ラ―ド―シ」を音名に置き換えると「B-A-C-H」となります。これを主題にリストさんは超絶技巧のピアノ曲を一曲作ったということになります。音楽の父ともいわれるバッハさんですが、名前もしっかりと音楽になっているところはさすがと言えるかもしれませんね。
 この主題はわかりやすいので、いろいろなところで、「あ、でてきたでてきた」とわかるかと思います。
 かっこいい曲ですね。この曲が弾けたら爽快感が半端ないんじゃないかと思うのですが…。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/208589

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