一日一曲(108)ザレンプスキ :大ポロネーズ嬰ヘ長調(コンクール特集 C-4)

 本日は、第4回ショパン国際ピアノコンクール優勝者、ポーランド出身のピアニスト、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカさんの演奏をどうぞ。
 第4回は優勝者が二人いらっしゃいます。第2回はコイントスで無理やり1位を一人にしましたが、そのやり方が相当物議をかもしたのではないかと思います。

 チェルニー=ステファンスカさんは、ショパンをはじめとしたポーランドの作曲家の曲を数多く演奏会で取り上げていたそうです。本日はその中からザレンプスキさんの曲を1曲ご紹介します。

 ポーランドの作曲家というと、ショパン(1849年没)とシマノフスキ(1882年生)が有名ですが、ザレンプスキさん(1854年~1885年)は、ちょうどその2人の間の時期に活躍したことになります。
 
 「大ポロネーズ嬰ヘ長調」は27歳の時の作品。ショパンの影響が色濃くありますが、その中にもスケールの大きさを感じさせるような曲です。ザレンプスキさんは31歳という若さで亡くなられています。もっと長生きでしたら、ポーランドを代表する作曲家の一人になっていたかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/7140771

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