一日一曲(119)ショパン:エチュード作品25第1番変イ長調「エオリアン・ハープ」(コンクール特集 C-14)
本日は第13回ショパン国際ピアノコンクール最高位者(1位なしの2位、2名)、フランス出身のピアニスト、フィリップ・ジュジアーノさんの演奏をどうぞ。
NMLでは「ジュシアーノ」と表記されています。
本日はショパンの『エチュード作品25第1番変イ長調「エオリアン・ハープ」』をどうぞ。
この曲のタイトルとなっている「エオリアン・ハープ」とは、自然の風で音が奏でられる弦楽器のことで、箱状の木に複数の弦が張られている。風の強さや方向、勢いによって、振動する弦が異なり、様々な音色が奏でられる。当時のヨーロッパ(主にイングランドやドイツ)では、家、洞窟、庭園そして避暑のための別荘等に置かれていたそうです。
この曲のショパンの演奏を聴いたシューマンが「エオリアン・ハープを思い浮かべられたい」とコメントしたとのことで、それが本曲の題名になったそうです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/track/3589034