一日一曲(120)スクリャービン :ピアノソナタ第5番嬰ヘ長調(コンクール特集 C-15)

 本日は第13回ショパン国際ピアノコンクール最高位者(1位なしの2位、2名)のもうお一方、ウズベキスタン出身のピアニスト、アレクセイ・スルタノフさんの演奏をどうぞ。

 昨日のケナーさんが「正統的」なタイプの演奏をされる方で、本日のスルタノフさんは個性的な演奏をされる方です。そんな訳で、コンクールでは評価がいろいろと分かれたそうです。優勝者なしというのは、そんなことも影響していたのかもしれません。
 スルタノフさんは、1969年生まれで、22歳の1991年にモスクワ音楽院時代の同窓生と結婚、1995年ショパンコンクール最高位、2001年に脳卒中でピアニストとして活躍できなくなり、2005年に35歳の若さで死去されたそうです。残っている演奏も少なく、残念です。
 
 その少ない中から、本日はスクリャービンのピアノソナタ第5番をどうぞ。本曲はスクリャービンのピアノソナタの中でも演奏される機会の多い曲です。テンポや強調の仕方など、人によって様々に弾かれていまして、まるっきり違う曲のように聴こえるときもあります。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/3473512

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