一日一曲(130)山田耕筰:スクリャービンに捧ぐる曲
本日は片山杜秀著「鬼子の歌」で採り上げられている日本の作曲家、山田耕筰さんの曲をご紹介します。
「鬼子の歌」の中では、山田耕筰さんについては14名中5番目に多いページ数を費やして記述されています。オペラ「黒船」を中心に諸作品が紹介されているのですが、本日ご紹介する「スクリャービンに捧ぐる曲」もその中で数ページ記述されています。
山田耕筰がスクリャービンに影響されたとは全く知りませんでした。また、「スクリャービンに捧ぐる曲」のような曲を作曲されていることも同じく初めて知りました。「この道」とか「からたちの花」の印象が強烈すぎて、そういった日本歌曲を数多く作った方、という認識でした。この作風の大転換については、「鬼子の歌」で詳しく考察されていますから、そちらを是非お読みいただければと思います。
まあ、音楽はまずは聴いて自分が何を感じるかが一番大事だと思いますので、まずは聴いてみることをお勧めいたします!
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/8084026