一日一曲(139)山田一雄:夜曲

本日は片山杜秀著「鬼子の歌」で採り上げられている日本の作曲家、山田一雄さんの曲をご紹介します。

山田一雄さんは指揮者としての方が有名かもしれません。マーラーの交響曲全集の録音などが残されています。ダイナミックな指揮ぶりも印象的で、よく指揮台の上でジャンプしながら棒をふっていらっしゃったようです。

作曲家としては、大半の作品が終戦前までに作られていまして、「作曲家」としてはあまり知られていないかもしれません。作品が演奏される機会も少ないのではないでしょうか。

本曲は、日本フィルハーモニー交響楽団の創立に参加し、同楽団首席フルート奏者として活躍された女流フルート奏者の第一人者、林リリ子さんに捧げられています。林リリ子さんには、夜曲第2番「リ々子のために」も作られていらっしゃいます。
本曲も親しみやすいメロディで作られていますので、聴きやすい曲ではないでしょうか。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/75956

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