一日一曲(174)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

 本日から、チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門の優勝者の演奏を紹介していきます。本日は、1958年の第1回の優勝者、ヴァレリー・クリモフさんの演奏を。
 クリモフさんはウクライナ出身のロシアのヴァイオリニスト。ダヴィッド・オイストラフのお弟子さんです。1989年には「ソ連人民芸術家」の称号を授与されていらっしゃいます。

 本日の曲は、三大ヴァイオリン協奏曲の1曲、いわゆる「メンコン」です。個人的にはこの曲はダヴィッド・オイストラフさんの演奏でよく聴いていまして、それが私の中の基準となっています。お弟子さんのクリモフさんの演奏は、どちらかというと鋭角的な演奏。ふくよかな、柔らかく歌わせるオイストラフさんの演奏とはまた違った魅力の演奏です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/8356216

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