一日一曲(181)コリリアーノ:ヴァイオリンソナタ
本日は、1978年の第6回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門のもう一人の優勝者、エルマー・オリヴェイラさんの演奏を。
オリヴェイラさんはアメリカのヴァイオリニスト。祖先はポルトガルで、移民の息子として生まれたそうです。子供の頃、お兄様と一緒にヴァイオリンを始められたそうです。
オリヴェイラさんがアメリカ生まれということでしたので、本日はアメリカの作曲家の作品から。
コリリアーノさんは、お父様はニューヨークフィルのコンサートマスターを23年間勤められたヴァイオリニストで、お母様はピアニストという音楽一家です。
ヴァイオリンソナタは25歳の時の作品。若々しい感性が感じられる曲です。ジャズの影響もありながら、単に自由なだけではなく主題が4楽章のいろいろな部分に使われていて統一感もあり、聴きやすい曲です。
初月給は両親に、という感じでこの曲を作られたのかもしれませんね。ご両親の演奏の録音があるかと探したのですが、残念ながらNMLにはありませんでした。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/186906