一日一曲(193)プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番

 本日は、2011年の第14回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門の最上位(第2位、2名)入賞者、セルゲイ・ドガージンさんの演奏を。

 ドガージンさんはロシアのヴァイオリニスト。14歳でデビューされたそうです。コンクール時は23歳。最上位とはいえ、優勝ではなかったのは悔しかったのでしょうね。これには後日談があるのですが、それはまた今度。

 本日の曲は、ドガージンさん出身のロシア(ソ連といった方が良いかもしれませんが)のプロコフィエフさんのヴァイオリンソナタ第1番。プロコフィエフさんはヴァイオリンソナタは2曲(無伴奏のソナタを入れると3曲)作られています。第1番はシリアスな曲想でして、晩年に作られた第2番よりとっつきにくいという方もいらっしゃるかもしれません。個人的には、こちらの第1番が好みです。
 ドガージンさん演奏は「堅実」です。地に足がついた、というか、細部に至るまでしっかりと磨き上げられています。その分、迫力などは今一つかもしれませんが、本曲の模範的な演奏の一つでないかと思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/1353843

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