一日一曲(198)シフラ:ルーマニア幻想曲

 本日は、今年生誕100年(1921年11月15日生)を迎えられたハンガリーのピアニスト、ジョルジュ・シフラさんの曲をご紹介します。

 シフラさんは超絶技巧の持ち主ということで有名で、ご自身で超難曲に編曲した有名作曲家の作品などの華麗な演奏で知られています。特に素早く大きな跳躍が得意だったようで、それを生かした演奏は、聴衆を熱狂の渦に巻き込むこともしばしばだったようです。本日の曲は編曲ではなくご本人の作曲(かつ、自作自演)ですが、その片鱗がうかがえる内容です。
 派手で華やかな演奏の裏には、政治に翻弄されて投獄経験もあるなど、苦難の道のりも歩まれていらしているようです。。その苦難を忘れないようにとのことで、演奏の際には決まって革の腕輪をはめていらしたそうです。

 超絶技巧を心行くまでお楽しみください。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/157556

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