一日一曲(237)スパーク:トウキョウ・トリプティク

 本日は、フィリップ・スパークさんの「トウキョウ・トリプティク」をどうぞ。
 一昨日、昨日と「トリプティク」を挙げましたので、3度目となる本日も「トリプティク」つながりで同名の作品をご紹介するしかないかな、と考えました。
 ちなみに、「トリプティク」とは、「tri-(3つの)」+「ptychē(折り重ねる)」から成る言葉で、3つの部分に分けられた絵画(多くは板絵)作品を指します。まあ、音楽の場合は3つの部分からなる曲ということになりますね。

 スパークさんは、1951年生まれのイギリスの作曲家。吹奏楽の大家です。

 本曲は、第1楽章が「新宿」、第2楽章が「泉岳寺」、第3楽章が「渋谷」と題されています。この3地点を作曲者がどのような観点で選ばれたのか、興味深いところです。特に第2楽章の泉岳寺。渋い選定ですね。
 スパークさんはこのほかにも日本と関係のある曲を作られています。いずれまたご紹介します。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/2406744

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