一日一曲(246)雁部一浩:八木重吉による五つの歌曲
本日は八木重吉特集第三弾です。昨日に引き続き雁部さんの歌曲集をどうぞ。
「八木重吉による五つの歌曲」は1975~77年に作曲されました。東京理科大物理学科在籍時ということになります。
曲は、詩稿「花をかついで歌をうたわう」より「花とあそぶ」、詩集「貧しき信徒」より「ふるさとの川」、詩集「秋の瞳」より「おもひなき 哀しさ」「朗らかな日」「秋の日の こころ」の合計5編を選んで歌曲集としたものです。
個人的に印象に残ったのは第5曲「秋の日の こころ」でした。
秋の日の こころ 八木重吉
花が 咲いた
秋の日の
こころのなかに 花がさいた
昨日に続いて、ピアノ伴奏は作曲者自身です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/6821682