一日一曲(268)ライヒャ:弦楽四重奏曲ホ長調

 本日は、兄弟姉妹で構成された弦楽四重奏団の演奏をどうぞ。
 ジラール弦楽四重奏団はパリの高等音楽院でイザイ四重奏団に教えを受けたとのことです。2011年のジュネーブ国際音楽コンクールで入賞するなど、数多くのコンクールで入賞されていらっしゃるそうです。
 他に兄弟姉妹で構成されている弦楽四重奏団を探してみましたが、惜しかったのがハーゲン弦楽四重奏団。当初は兄弟姉妹で結団されていたのですが、プロ化するときに長女の方が外れたそうです。また、マンデルリング四重奏団もハーゲンと同様に3名のメンバーが兄弟姉妹だそうです。
 調べていましたら、こんな四重奏団も見つけました。こちらは、今後の活躍に期待ですね!

Krawehl Quartett

 曲は、アントワーヌ・ライシャさんの弦楽四重奏曲ホ長調です。
ライシャさんはチェコ出身の作曲家で、フランス・ドイツで活躍されました。「アントワーヌ・ライシャ」というお名前は、フランス名だそうで、本来は「アントニーン・レイハ」と読むそうです。また、ドイツ名は「アントン・ライヒャ」だそうです。NMLではフランス名を採用されていらっしゃいましたので、ここでもそれに倣っておきます。

 ライシャさんは交響曲、室内楽曲など多くのジャンルで作品を残されているそうです。近年では管楽器系の室内楽やピアノ曲が再評価されてきつつあるそうです。本日は弦楽四重奏曲ですが、こちらの方もそのうち再評価が進んでくるかもしれません。弦楽四重奏も複数曲作られていらっしゃるようです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5862799

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