一日一曲(278)ゴドフスキー:ワルツ変ニ長調
本日は子犬のワルツ特集の第9弾です。
作曲者のレオポルド・ゴドフスキーさんは、リトアニア生まれ(当時はソ連領)のユダヤ人のピアニスト・作曲家です。ラフマニノフさんとたいへん親しく、ラフマニノフさん作曲の「V.R.のポルカ」はゴドフスキーさんに献呈されていらっしゃるそうです。
超絶技巧を要する自作のピアノ曲は他の人の作品の編曲、本日のようなパラフレーズなどを沢山遺していらっしゃいます。特に「ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」はその中でも代表格の作品で、難曲である原曲をさらに複雑に時には怪奇に?自在に超難度曲を作り上げていらっしゃいます。
子犬のワルツも、ゴドフスキーさんの手にかかればこの通り、さらっとお洒落な、それでいて演奏が超困難な曲に仕立て上げられています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/7888730