一日一曲(294)ヒンデミット:アルトホルンソナタ
本日のヒンデミット特集は、アルトホルンソナタです。
本曲は昨日のホルンソナタから4年後の1943年、作曲者48歳の時の作品です。「アルトホルン」と独奏楽器が指定されていますが、アルトサクソフォンやフレンチホルンでも演奏されることもあるようです(本日はオリジナルのアルトホルンでの演奏を挙げておきます)。
本曲はちょっと特徴があります。本曲の第4楽章の冒頭に、「ポストホルン」と題された、作曲者の詩が掲載されているのです!日本語訳は以下のリンクをご参照ください。
詩の朗読をする場合としない場合どちらもあるようですが、本日は朗読のある盤をお聴きください。
規模的には昨日のホルンソナタの半分くらいの演奏時間。コンパクトにまとまった作品と言えるかもしれません。
ホルンソナタヘ長調と比較すると、速い部分が多いようで、そのあたりも楽器の特性を考えて作られているのかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒンデミット:アルトホルンソナタ