一日一曲(299)ヒンデミット:4手ピアノのためのソナタ
本日より、またしばらくヒンデミット特集に戻ります。本日は、4手ピアノのためのソナタです。
1938年、作曲者43歳の時の作品です。
曲は緩、急、緩の3つの楽章から構成されています。昨日の連弾曲とは、また全然違う雰囲気ですね。本曲はちょっととっつきにくいかもしれません。私も今回これを書くにあたって初めてこの曲を知ったのですが、何度か聴いていますがまだピンと来ていません、何回も繰り返して聴いてみないとならなさそうで、挫折するのとどちらが早いか、という感じです。
ピアノパート、恐らく下のパートをヒンデミットさんご自身が演奏されています。ヒンデミットさん、ピアノもお上手だったのですね。貴重な自作自演盤です。録音は1939年4月とありますから、初演にも相当する演奏ということになりそうです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒンデミット:4手ピアノのためのソナタ(演奏:J.M. サンロマ / ヒンデミット)