一日一曲(305)ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンソナタト短調

 本日のヒンデミット特集は、「無伴奏ヴァイオリンソナタト短調」です。

 1917年、作曲者23歳の若い時代の作品です。
 ヒンデミットさんは無伴奏ヴァイオリンソナタを3曲書いており、本曲は一番最初に書かれた作品です。ヒンデミットさんはヴィオラ奏者でしたので、弦楽器、特にヴィオラの兄弟分のヴァイオリンの扱いは相当詳しかったと思います。本曲はかなり技巧的に作られていまして、ヴァイオリンをよく知る「ヴァイオリニストが書いた作品」だなあ、と感じます。

 無伴奏ヴァイオリン曲というと、バッハが超有名で、本曲含めて他の無伴奏ヴァイオリン曲は日陰者扱いとなっていますが、本曲ももっとどんどん演奏されてもよいように思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンソナタト短調

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です