一日一曲(311)ヒンデミット:トロンボーンソナタ
本日のヒンデミット特集は、「トロンボーンソナタ」です。
1941年、作曲者46歳の時の作品です。トランペットソナタと似ていて、トロンボーンが朗々とメロディを奏でる中、ピアノが忙しく動き回ります。ただ、メロディはトランペットソナタよりちょっととっつきにくいかもしれません。
4つの楽章で構成されています。第1楽章の途中、挙げた演奏では開始から35秒付近ですが、グリーグのピアノ協奏曲によく似たメロディがピアノにより奏でられます。第1楽章の最初のメロディは、第4楽章の最後にもそのままの形で現れます。いわゆる「循環形式」です。
本曲もたくさんの演奏がありました。日本人の女性の方の演奏が良かったので、挙げておきます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも3無料で試聴できます)
ヒンデミット:トロンボーンソナタ(演奏:清水真弓)