一日一曲(319)ウィンスティン:ドラム協奏曲
昨日一昨日とドムラ協奏曲をお届けしましたが、本日は「ドラム協奏曲」です。ドラムの協奏曲もあるんですね。調べていてビックリでした。
作曲者のロバート・イアン・ウィンスティンは1959年にシカゴで生まれたアメリカの作曲家です、2010年に51歳の若さで亡くなられています。キエフ、ウクライナとも関係が深いようでして、キエフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者をされていらしたようです。
ドラム協奏曲は単一楽章の曲で演奏時間は約10分。映画音楽のような感じです。テーマメロディは勇敢さと迫力に満ちていて、「冒険の始まり」という感じがします。当然のことながらドラムも大活躍。圧巻は本日の演奏では7分48秒あたりから始まるドラムのカデンツ(独奏部分)。約1分くらいなのですが、ドラムの技巧の粋を尽くしたという感じで迫力満点、しびれるほどのカッコよさです。初めての方でも聴きやすい曲ではないでしょうか。
本日の演奏の指揮者は作曲者自身です。手勢のキエフ・フィルハーモニー管弦楽団での演奏ということで、気合満点の演奏です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウィンスティン:ドラム協奏曲(指揮:ウィンスティン、キエフ・フィルハーモニー管弦楽団)