一日一曲(337)李志純:チューバ、古筝と打楽器のための二重協奏曲

 本日は、チューバと筝が独奏楽器の協奏曲をご紹介します。珍しい組み合わせの協奏曲です。

 筝が独奏楽器の協奏曲を探していて見つけました。作曲者の李志純さんは1970年生まれの台湾の作曲家です。NMLには打楽器系の作品が多いようでした。

 管楽器、弦楽器、打楽器のいろいろな響きが交錯する曲です。メロディらしきものをつかみ取るのが難しい(というか、「メロディ」という概念がないような曲です)ので、ちょっととっつきにくいかもしれません。様々な響きに身を委ねてボーっと聴きいるのが良いかもしれません。個人的には第3楽章の3分50秒からの、少し音楽が激しくなるあたりからの展開が面白かったです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
李志純:チューバ、古筝と打楽器のための二重協奏曲

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