一日一曲(365)アルヴェス:ギターとガムランのための協奏曲
本日は「ギターとガムランのための協奏曲」をご紹介します。
「ガムラン」は、インドネシアで行われている大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽を指します。「ガムラン」とは古代ジャワ語の「たたく、打つ、つかむ」等の意味を持つ、動詞ガムル (gamel) に由来するそうです。
インドネシアの中部、西部、バリ島などの地域により、楽器の種類などが違うようです。(本曲がどの地域のガムランに該当するのかは、よくわかりません。)
作曲者のビル・アルヴェスさんは南カリフォルニアを拠点に活動する作曲家兼作家兼ビデオアーティストです。インドネシアのガムランとは付き合いが深いようです。
曲は4楽章形式ですが、第1楽章はギターのソロのみです。
普段はあまり耳にしない響きに溢れた音楽です。起伏は当然あるのですが、結構微妙な感じでして、全体的にまったりとした流れになっています。ながら聴きにちょうど良い音楽かもしれません。聴いていて、第1楽章以外は何楽章を聴いているのか、分からなくなることもしばしばです(笑)。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アルヴェス:ギターとガムランのための協奏曲