一日一曲(399)フィルソヴァ:アリッサのために

 本日は「フレンニコフの7人」シリーズの第3回です。本日はエレーナ・フィルソヴァさんの作品をご紹介します。

 エレーナ・フィルソヴァさんは昨日ご紹介したドミートリー・スミルノフさんと結婚されました。作曲家同士、しかも一緒のグループで活動されていらっしゃったということで、音楽的にも共鳴するものがあったのかもしれません。昨日のスミルノフさんの曲も静かな流れの曲でしたが、フィルソヴァさんの作品も、遅めのテンポで一音一音に気迫のこもった音楽を多く作られていらっしゃるようです。親しみやすいメロディがそんなに出てきませんので、少々とっつきづらさはあるかもしれませんが、昨日のスミルノフさんの曲のように、一つ一つの響きを感じるような聴き方がフィルソヴァさんの音楽の聴き方にもあっているように思います。

 ピアノ曲「アリッサのために」は、1986年生まれの娘さんのために書かれた曲です。娘さんのアリッサ・フィルソヴァさんも作曲家・ピアニストとして活躍されていらっしゃいます。本日はお母様の作品を娘さんの演奏でどうぞ。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
フィルソヴァ:アリッサのために(演奏者:作曲者の娘)

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