一日一曲(417)リュエフ:アルト・サクソフォン・ソナタ
本日は、生誕100年(1922年2月5生まれ)を迎えらえたフランスの作曲家、ジャニーヌ・リュエフさんの曲をご紹介します。
リュエフさんは1948年にローマ賞を受賞されています。その後パリ音楽院で和声学の講義も担当されていらしたそうです。
著名なサクソフォーン奏者と親交があったとのことで、管楽器の室内楽の作品を多く創られているようです。
本日の曲「アルト・サクソフォン・ソナタ」も、そのような交流の中から生まれた曲の一つなのかもしれません。
3楽章形式で、伴奏なしのアルト・サクソフォン独奏の曲です。サクソフォンの曲によく出てくる、サクソフォンが目まぐるしく動き回るような音型が頻出します。おそらく演奏はかなり行動な技術が必要なのではないかと思います。メロディは少々現代的ですが、ほのかにジャズの香りが漂っていますので、聞き込んでみると案外とっつきやすい曲かもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
リュエフ:アルト・サクソフォン・ソナタ