一日一曲(419)カプースチン：「ブラジルの水彩画」によるパラフレーズ

　本日は、敬愛する作曲家、ニコライ・カプースチンさんの没後2周年に当たりますので、カプースチンさんの曲をご紹介します。

　『「ブラジルの水彩画」によるパラフレーズ』はピアノ独奏曲で、カプースチンさんの作品の中でも人気の高い曲です。アンコールピースとしても演奏される機会もあります。
　本曲は原曲がアリー・バローゾさんの（おそらくギター）曲です。有名なメロディですので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。カプースチンさんは2003年に本曲を作曲されました。
　カプースチンさんと親交のあったピアニストの川上昌裕さんは、本曲の楽譜出版に関わり、作曲者自身から直々に校正作業を依頼されました。そのあたりの秘話がオフィシャルサイトに掲載されていますので、リンクを貼っておきます。

「ブラジルの水彩画」パラフレーズ 編集秘話（川上昌裕オフィシャルサイトより）

　取り上げる演奏は、やはり川上さんのものでしょう。NMLにちょうどありますので、ご紹介しておきます。

NML（ナクソス・ミュージック・ライブラリ）より（NML会員以外の方でも無料で試聴できます）
カプースチン：「ブラジルの水彩画」によるパラフレーズ（演奏：川上昌裕）

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