一日一曲(424)ヴォルペ:無言歌

 本日は、没後50年(1972年4月4日没)を迎えらえたドイツの作曲家、シュテファン・ヴォルペさんの曲をご紹介します。

、ヴォルペさんは1902年にベルリンで生まれました。ユダヤ人で社会主義者だったそうで、ナチス時代は辛酸をなめられたようです。12音音楽で作られた曲が多いようですが、一方でジャズやポピュラー音楽も取り入れたり、パレスチナで聴いたアラビア音楽からも影響を受けていらっしゃるようです。

 本日の曲は「ヴォカリース」と「Lively. Why not?(快活にいきませんか?とでも訳すのでしょうか)」の2曲からなります。どちらも親しみやすいメロディでできていまして、12音音楽が得意な作曲家とはまるで思えません。個人的には、密やかな思いを吐露しているようなメロディのヴォカリースに魅了されます。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴォルペ:無言歌

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