一日一曲(446)レイボヴィッツ:3つのカプリース

 本日は、没後50年(1972年8月29日没)を迎えらえたポーランドの作曲家、ルネ・レイボヴィッツさんの曲をご紹介します。

 レイボヴィッツさんは100曲近くの作品を遺されていますが、作曲家としてよりも指揮者もしくは音楽理論家として知られていらっしゃるようです。「十二音音楽」の紹介者および推進者としての著作等が評価が高いようです。
 そんな訳で、作品は十二音を基調とした「現代的」な音楽が主となっています。マイナーかつ専門的なジャンルですので、作品が「知る人ぞ知る」になってしまっていることが原因でしょう。

 本日の曲、「3つのカプリース」も、少々とっつきづらい曲になっています。3つの曲はいずれも演奏時間は約1分という、短い曲です。うっかりすると、全部いっぺんに聞いてしまって、「あれ、2曲目はどんなだっけ?」という感じになってしまうかもしれません。よく聴いてみると、それぞれ違う表情なのですが。ちょうど、あまり聞いたことのない言語(例えばスワヒリ語とか)の会話を聴くのも、こんな感じなのかなあ、と思いましたが。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
レイボヴィッツ:3つのカプリース

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