一日一曲(451)ラング、マーガレット・ルスヴェン:若い奏者のための3つの小品
本日は、没後50年(1972年5月29日没)を迎えらえたアメリカの作曲家、マーガレット・ルスヴェン・ラングさんの曲をご紹介します。
ラングさんは、お父様が指揮者・ピアニスト・オルガニスト・作曲家のベンジャミン・ジョンソン・ラングさんとのことで、お父様の才能をふんだんに受け継いで生まれ育ちました。子供のころはなんとワーグナーさんのお子さんたちと遊び友達だったそうです。ちなみにお父様は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のオリジナル版の世界初演の時の指揮者を務められたそうです。さらに、後には同曲のソリストも務められたことがあるそうです。
また、マーガレット・ルスヴェン・ラングさんは、エイミー・ビーチさんと並んでアメリカの交響楽団によって演奏された最初の2人の女性作曲家の1人とのことです。
本日の曲「若い奏者のための3つの小品」は52歳の時の作品で、これが最後の作品となりました。ラングさんは104歳で亡くなられたのですが、最後の作品はちょうどその折り返し点にあたります。後半生は神に人生をささげられたとのことです。
最後の作品となった本曲は、いずれも演奏時間約1分の短い3つの曲から構成されています。かわいらしい曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ラング、マーガレット・ルスヴェン:若い奏者のための3つの小品