一日一曲(455)アンドレ:バロックの様式によるカプリース

 本日は、没後10年(2012年2月25日没)を迎えらえたフランスのトランペット奏者、モーリス・アンドレさんの曲をご紹介します。

 アンドレさんは、1933年にセヴェンヌ近郊アレスにアマチュア音楽家の家庭に生まれ、父親の友人からトランペットの手ほどきを受けて育ちました。学生のころから技術的に高いところまで到達したようで、教師よりも上手だったことからいろいろと人間関係には苦労されたこともあったようです。1959年には、楽器メーカーと協力してピッコロトランペットを開発されたそうです。

 本日はそのピッコロトランペットのためにアンドレさんが書かれた曲「バロックの様式によるカプリース」をどうぞ。哀愁を帯びたテーマが胸を打つ1曲目、速い動きの中にも1曲目からの哀切な感情を内包した表現が特徴的な2曲目、どちらも魅力たっぷりです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アンドレ:バロックの様式によるカプリース

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