一日一曲(456)グリニー:5声のフーガ

 本日は、生誕350年(1672年9月8日受洗)を迎えらえたフランスの作曲家兼オルガニスト、ニコラ・ド・グリニーさんの曲をご紹介します。

ニコラ・ド・グリニー (Nicolas de Grigny, 1672年生、受洗日9月8日 – 1703年11月30日)はフランス・バロック音楽の作曲家、オルガニスト。

 グリニーさんは、ランスの音楽家一家に生まれ、作曲を学んだ後、パリ近郊のサン=ドニ教会に1693年(21歳)より奉職、1696年(24歳)の時にランスに戻り、同地のノートルダム大聖堂のオルガニストに就任しました。それから7年、1703年にわずか31歳で夭折されてしまいました。

 なお、結婚したのが1695年で、亡くなる1703年までに7人の子をもうけられたそうです。ほぼ毎年子供さんが生まれていたということになりますね。

 若くして亡くなられたことから、現存する作品が1曲のみ、1699年に作曲された「オルガン曲集 第1巻」で、本日はその中に収めらえた1曲をご紹介しています。かの有名なバッハはこの曲集を高く評価して、筆写譜を作成しています。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
グリニー:5声のフーガ

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