一日一曲(457)ヴェルベッセルト:シクルス
本日は、没後10年(2012年7月30日没)を迎えらえたベルギーのフルート奏者兼作曲家、オーギュスト・ヴェルベッセルトさんの曲をご紹介します。
ヴェルベッセルトさんは、18歳でアントワープ音楽院に入学し、フルートと作曲を学びました。
た十二音技法による近現代音楽『シクルス』。
本日の曲は、バスクラリネットのための「シクルス」です。「当代随一のソリストのために」書かれた、とのことですが、具体的にどなたのために書かれたかは調べきれませんでした。
12音を基に書かれていますので、ややとっつきにくいかもしれません。曲は4つの楽章から構成されています。個人的には第2楽章が面白いと感じました。ピアノが基本となるリズムを奏でる中、自由にバスクラリネットが自由に動き回るような曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴェルベッセルト:シクルス