一日一曲(463)クロフォード、ロバート:3つの2声のインヴェンション
本日は、没後10年(2012年没)を迎えらえたイギリスの作曲家、ロバート・クロフォードさんの曲をご紹介します。
クロフォードさんは、1925 年にエジンバラ近郊で生まれ、5 歳からヴァイオリンのレッスンをはじめ、15歳頃から作曲も行うようになりました。以降クラシック音楽の様々な分野で多数の作品を遺されています。
本日の曲、「3つの2声のインヴェンション」は、リコーダーとクラリネットのための作品です。珍しい編成の曲です。どちらも単音しか出ない楽器なので、ともすると音が少なくて単調になりやすいのですが、クロフォードはそのあたりを難なくクリアし、複雑な流れや動きで聴き手を飽きさせない曲にしています。個人的には、第3曲の息を震わせるようにしながら音を出す特殊奏法(に入るということでよろしいんでしょうか?)が印象に残りました。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
クロフォード、ロバート:3つの2声のインヴェンション