一日一曲(468)コルン、ペーター・ヨナ:アロイジア・セレナード

 本日は、生誕100年(1922年3月30日没)を迎えらえたドイツの作曲家兼音楽教育者兼指揮者兼ピアニスト兼チェンバリスト兼作家(肩書が長い!)、ペーター・ヨナ・コルンさんの曲をご紹介します。

 ベルリンで生まれ、10歳でピアニストとしてデビューされたとのことで、早熟の天才だったようです。エルサレムの音楽院で学んだ後、アメリカにわたり当初はそこで活躍、後にヨーロッパに戻って最終的には生まれ故郷のドイツに落ち着かれたとのことです。

 本日の曲「アロイジア・セレナード」は1953年の作品。全体的に渋い曲です。演奏の楽器構成(ヴィオラ、チェロ、フルート)にも影響されているのかもしれません。ただ、本曲、原曲は違う編成なのではないかな、と推測しています。今回の演奏団体が自分達用に編曲しているのではないか、と思うのですが、どうなのでしょう。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
コルン、ペーター・ヨナ:アロイジア・セレナード

 演奏者のサイトもありましたので、ご紹介しておきます。名前は「8弦と笛」という名前で、チェロとヴィオラ、フルートというちょっと珍しい編成の団体です。チェロとヴィオラで弦の数が8ですので、それにフルートが加わって団体名になっています。
演奏者のサイト:エイト・ストリングス・アンド・ホイッスル

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