一日一曲(472)ヌネス、エマニュエル:黒い手
本日は、没後10年(2012年9月2日没)を迎えらえたポルトガルの作曲家、エマニュエル・ヌネスさんの曲をご紹介します。
ヌネスさんは、幼いころに小児麻痺をわずらい、足の自由がほとんど利かなくなったそうです。リスボンの音楽院、パリ音楽院で学び、ヨーロッパを中心として活躍されました。故郷のポルトガルでは音楽界の重鎮として活躍されたそうです。
本日の曲、「黒い手」は、NMLではヴィオラ独奏曲のように紹介されていますが、聴いてみるとどうもそうではないようです。ヴィオラを中心とした弦楽アンサンブルもしくは複数台のヴィオラのための作品ではないかと思います。
曲は、短いフレーズが積み重なってひとまとまりの曲としているような雰囲気です。いささか神秘的にも聞こえます。最後のほう、聴いていて唐突に終わってしまった感じがしました。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヌネス、エマニュエル:黒い手