一日一曲(494)ガルシア・メンデス:ソナティナ・モーツァルティアーナ
本日は、生誕100年(1922年10月16日生)を迎えらえたブラジルの作曲家、ジルベルト・アンブロシオ・ガルシア・メンデスさんの曲をご紹介します。
ガルシア・メンデスさんは現代ブラジル音楽の第一人者だったそうです。数多くの作品を遺されています。
本日の曲、「ソナティナ・モーツァルティアーナ」は、題名からわかる通り、モーツァルトを意識して書かれています。音はシンプルでメロディは優しく、それでいていとってもお洒落な曲です。ガルシア・メンデスさんがこんな作風だったのかどうかはわかりませんが、本曲は掘り出し物ではないかと思います。もっと広く知られてもよいと思います。
第2楽章は、バッハのイギリス組曲の一部のメロディを基に作られています。参考として原曲もUPしておきます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ガルシア・メンデス:ソナティナ・モーツァルティアーナ
参考:第2楽章で引用されているメロディの原曲(バッハ:イギリス組曲第3番よりGavotte)
引用されているメロディはガボットのⅡで、上記の演奏では43秒あたりからになります(そこまではガボットのⅠ)