一日一曲(498)バーンスタイン、エルマー:ギター協奏曲「2人のクリストファーのために」
本日は、生誕100年(1922年4月4日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、エルマー・バーンスタインさんの曲をご紹介します。
「バーンスタイン」というと、同じアメリカの指揮者(レナード・バーンスタイン)がまず頭に浮かぶのではないかと思います。エルマー・バーンスタインさんはレナードさんの4歳年下に当たり、レナードさんとは血縁関係はなかったそうです。ただし、友人関係にあったそうです。当初は俳優(子役)やダンサーとして活躍されていたそうですが、だんだんと軸足を音楽に移して活躍されるようになりました。主に映画音楽を多く残されていらっしゃるようです。
本日の曲、ギター協奏曲は、エルマーさんにしてみると映画音楽以外のジャンルの作品ということで、珍しい曲に入るのではないかと思います。曲の感じは、とてもドラマチックで、映画音楽を得意とされた方らしい音楽です。
本日の演奏は、指揮者を作曲者自身が担当されています。ギター独奏者の名前が「クリストファー」でして、もしかしたら、曲の題名の「2人のクリストファーのために」のお一人は、本録音の独奏者のことかもしれません。もうひとりのクリストファーさんがどういう方なのか、興味深いところであります。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
バーンスタイン、エルマー:ギター協奏曲「2人のクリストファーのために」(指揮は作曲者自身)