一日一曲(520)バールタ、ルボル:ヴィオラ協奏曲

 本日は、没後50年(1972年11月5日没)を迎えらえたチェコの作曲家兼ピアニスト、ルボル・バールタさんの曲をご紹介します。

 バールタさんは1928年に生まれ、1946年から1948年までプラハのカレル大学で音楽学と美学を学びました。その後、1952年から1955年までアンサンブルプラウドの芸術的リーダーとして活動したのち、プラハで教師およびフリーランスの作曲家として活躍されました。44歳の若さで亡くなられています。長生きしていればさらにいろいろな曲を遺していたでしょうから、残念な限りです。

 本日はヴィオラ協奏曲。ヴィオラは、ヴァイオリンとチェロの中間の音域の楽器ということで、ちょっと地味な楽器です。オーケストラや弦楽アンサンブルではなくて名はならない楽器ですが、独奏曲や協奏曲はヴァイオリンやチェロと比べるとぐっと数が少なくなります。本曲は、ヴィオラの貴重なレパートリー曲と言えるでしょう。本曲、認知度は低いですが、もっと有名になってもよいかと思います。1957年、フリーランスになって間もない31歳の時の作品です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
バールタ、ルボル:ヴィオラ協奏曲

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