一日一曲(542)フリムル、ルドルフ:歌劇『放浪の王者』より「放浪者の歌」

 本日は、没後50年(1972年11月12日没)を迎えらえたチェコ出身の作曲家兼ピアニスト、ルドルフ・フリムルさんの曲をご紹介します。

 フリムルさんは1879年にチェコのプラハに生まれました。幼少期から音楽の才能を現し、1895年にプラハ音楽院に入学、有名な作曲家ドヴォルザークさんの下でピアノと作曲を学びます。しかし、許可なく演奏を行ったことを理由として1901年に放校処分となったとのこと。以降はヴァイオリニストのピアノ伴奏者として働きながら作曲を続け、1906年にアメリカに移住し、活躍されました。アメリカには結局永住することとなりました。生涯で4度結婚3度離婚されていらっしゃるそうです。

 本日の曲はフリムルさんの代表作の一つ、1925年に書かれた歌劇『放浪の王者』から「放浪者の歌」です。この曲、日本語の歌詞をつけて「鎌田行進曲」と題されてヒットした曲になっていますので、ご存じの方も多いでしょう。本日の演奏では37秒あたりから聴き覚えのある旋律が流れます。本日は原曲をどうぞ。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
フリムル、ルドルフ:歌劇『放浪の王者』より「放浪者の歌」

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