一日一曲(577)ウォーレン、ラッセル:子守歌

 本日は、生誕100年(1923年1月7日生)のアメリカの作曲家、ラッセル・ウォーレンさんの曲をご紹介します。

 ウォーレンさんの家族や親せきの多くが教会の聖歌隊に所属していたこともあり、幼いころからピアノや合唱などに親しむ生活をされていたっ社いました。が、当初は神学を学ぶ道を選び、1947年には司祭に叙階されるなど、そちら方面で活躍されます。その中でいろいろな出会いやきっかけかあり、音楽方面に舵を切り替えることとなりました。特に、1953~55年に師事したアメリカ現代音楽の大御所、ウォルター・ピストンさんからは大きな影響を受け、作曲家としての道を歩むことを確立しました。その後は作曲やナショナル交響楽団の鍵盤楽器奏者として活躍されました。経歴から推察されるように、宗教関連の曲を多く遺されていますが、そのほかにも多彩な分野で多くの曲を遺されています。

 本日の曲はピアノ独奏曲。柔らかく穏やかな旋律が、幼子を心地よいまどろみに誘います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウォーレン、ラッセル:子守歌

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