一日一曲(585)レンメンス、ヤーク・ニコラース:交響的スケルツォ「ファンファーレ」
本日は、生誕200年(1823年1月3日没)を迎えらえたベルギーの作曲家兼オルガニスト、ヤーク・ニコラース・レンメンスさんの曲をご紹介します。
レンメンスさんは、ベルギー北部のツォエルレ・パルワイスで生まれました。レンメンスさんの幼少期の先生が、レンメンスさんにバッハを習得させようとドイツに送り込みます。そこでレンメンスさんは音楽を勉強することとなりました。1847年にはベルギーのローマ大賞の2等賞を獲得、翌年には初のオルガン作品『Dix improvisations dans le style sévère et chantant』が出版されました。さらに、1849年3月にはわずか26歳でブリュッセル王立音楽院のオルガン教師となっています。オルガンの華麗な足鍵盤さばきでリサイタルは毎回好評を博したとのことです。ベルギーのルーヴェンには、名前を冠した「レンメンス音楽院」があり、そこの初代院長を務められたとのことです。
本日の曲、交響的スケルツォ「ファンファーレ」は、短い曲ですが非常に華やかな曲です。コンサートではさぞかし拍手喝さいを浴びたのでしょうね。本曲は録音も多く、レンメンスさんの代表曲と言えるでしょう。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
レンメンス、ヤーク・ニコラース:交響的スケルツォ「ファンファーレ」