一日一曲(608)ジュネー、リヒャルト:イタリア風サラダ

 本日は、生誕200年(1823年2月7日生)を迎えらえたオーストリアの作曲家兼台本作家、リヒャルト・ジュネーさんの曲をご紹介します。

 ジュネーさんはお父様がオペラ歌手(バス)兼ダンツィヒ市立劇場ディレクターだったとのことです。しかし、最初はジュネーさんは医学を学ばれたそうです。その後音楽の道に軌道修正され、1848年にレヴァル(現在のタリン)とリガの劇場の指揮者を皮切りに、オーストリアの様々な都市の劇場で指揮者及びオペラの台本作家として活躍されました。

 本日の曲。「イタリア風サラダ」は合唱曲ですが、一風変わっています。歌詞が全部音楽用語で、その音楽記号の通りの表現で歌う曲となっています。例えば、「ファルテ」と書いてあるところは大きな声で、「ピアノ」と書いている部分は小さく歌います、「クレッシェンド」のところでは、だんだん声が大きくなっています。
 どの程度音楽用語が聞き取れるかで、聴く人の音楽演奏の素養が分かるともいえそうです。お知り合いに聴かせてテストしてみても面白いかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ジュネー、リヒャルト:イタリア風サラダ

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です