一日一曲(654)アウフマン、ヨーゼフ・アントン・クサヴァー:2つのホルンと弦楽のための協奏曲
本日は、没後250年(1733年没)を迎えらえたドイツの作曲家、ヨーゼフ・アントン・クサヴァー・アウフマンさんの曲をご紹介します。
アウフマンさんについては、ドイツの作曲家であることと、3曲のオルガン協奏曲を書いた、ということくらいしか情報が得られませんでした。
本日の曲のタイトルは「2つのホルンと弦楽のための協奏曲」となっていますが、日本語訳が悪いようです。英語のタイトルには、「オルガン」が一番最初に入っています。実質的には「2つのホルンと弦楽合奏を伴ったオルガン協奏曲」です。楽器の活躍度が全く違います。主役はオルガンで、あとは脇役となっています。
本曲は作品番号1のNo.3となっていまして、数少ない得られた情報の「3つのオルガン協奏曲を遺した」は、ここからでも検証できるようです。
オルガン協奏曲の歴史を紐解く1曲という位置づけなのでしょう、時折は演奏される曲のようです。
NMLには、アウフマンさんの交響曲も1曲ありました。ほかにどのような曲を書いたのか、室内楽や器楽曲も残していらっしゃるようでしたら、聴いてみたいものです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アウフマン、ヨーゼフ・アントン・クサヴァー:2つのホルンと弦楽のための協奏曲