一日一曲(655)ウィリアムズ、クリフトン:カッチアとコラール
本日は、生誕100年(1923年3月26日生)を迎えらえたアメリカの作曲家兼ボルン奏者、クリフトン・ウィリアムズさんの曲をご紹介します。
ウィリアムズさんは、アーカンソー州トラスクウッドに生まれ、幼少時よりホルン、ピアノの演奏を始め、リトルロック・セントラル高校在学時に同校の楽団で演奏を行っていました。1947年にルイジアナ州立大学の音楽学士課程に入学、次いで1949年にイーストマン音楽学校の音楽修士課程に入学し、そこで作曲も学ぶこととなります。ホルン奏者としては、サンアントニオ交響楽団、ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団で演奏活動を行ったほか、陸軍航空隊の軍楽隊長も務めるなど、幅広く活動されました。作曲活動は、それらの活動の余暇を利用して行われていたそうです。
その後、テキサス大学音楽学校の作曲科の教師となり、以後1966年までこの地で教鞭を執ったほか、マイアミ大学の音楽理論科・作曲科の教授職も務められたそうです。1976年、53歳の若さで亡くなられました。
本日の曲はウィリアムズお得意の吹奏楽の曲です。勇壮なメロディにのって、派手に進行します。元気を出したいときに聴くと効果満点かもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウィリアムズ、クリフトン:カッチアとコラール