一日一曲(668)ラフマニノフ、セルゲイ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調

 今年生誕150年(1873年4月1日生)のセルゲイ・ラフマニノフ特集その5です。

 ラフマニノフさんを語るには、やはり本曲は欠かすことはできないでしょう。
 交響曲第1番の酷評による打撃から復活して書き上げた「ピアノ協奏曲第2番ハ短調」は、ラフマニノフさんを代表する曲でもありますし、ピアノ協奏曲を代表する1曲でもあります。ピアノ協奏曲の人気投票を行ったら、ベスト5に必ず入るのではないかな、と思うのは私だけではないでしょう。
 フィギアスケートの浅田真央選手が2014年のソチオリンピックで感動的な演技を披露した時の伴奏曲が、本曲でした。第2楽章は映画でも使われています。なんというか、人の心を鷲掴みにして虜にしてしまうような、悪魔的ともいえる魅力を持つメロディを書くのが、ラフマニノフさんは実にうまいです。
 まあ、論評は余計でしょう。ただただ堪能していただければ。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調

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