一日一曲(677)クロル、ベルンハルト:キリスト生誕協奏曲
本日は、没後10年(2013年4月17日没)を迎えらえたドイツの作曲家兼ホルン奏者、ベルンハルト・クロルさんの曲をご紹介します。
クロルさんは1920年にベルリンで生まれ、11歳の時より作曲を開始しました。ウィーン及びベルリンで作曲とホルンを学び、卒業後は、1945年から1962年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者、1962年から1979年までシュトゥットガルト放送交響楽団のホルン奏者を務めました。1981年にドイツ連邦共和国功労勲章を受章、1990年には教授の称号を受けています。
本日の曲は、協奏曲と名前がついていますので、独奏楽器とオーケストラの作品かな、と思いがちですが、実際はトランペットとオルガンの曲です。どちらも大活躍しますので、「協奏曲」と名付けたのでしょう。収録CDは、最初の2楽章のみとのことです。あと何楽章あるのでしょうかね?全曲収録されていなかったのが残念です。第1楽章は「Es kommt ein Schiff geladen(荷を積んだ船が来る)」、第2楽章は「Maria durch ein Dornwald gingEs(マリアは茨の森を抜けた)」との副題がつけられています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
クロル、ベルンハルト:キリスト生誕協奏曲